サイトの状況を知ることができる計測ツールでも、WEB広告でも、数字が良いのか悪いのか、はどう判断したらよいか迷うところです。
私が見ているポイントをご紹介します。
■サイトの数値について
・前年比だけではなく、月次の推移も見ましょう。
季節商材を扱っている会社は、繁忙期と閑散期では検索ボリュームやサイトへの流入数もかなり変わると思います。
・全体を把握したら、どの参照元が変化しているか見ましょう。
paidであれば広告ですので、すぐに打手を考えることができます。
SEOですと対策をしても効果が出てくるのに工数も時間もかかります。
・施策ベースで探ってみよう。
サイトの数値から要因を探り、打手を考えるのも重要ですが、実施した施策が数値に表れているかも確認しましょう。
特にお金をかけて実施している施策については、上長にきちんと振り返りを報告することが大切です。
・一般論に惑わされないことが大事!
直帰率や離脱率は業界やサイトのつくりによって良い・悪いが違います。
参考にすることは大切ですが、そこを改善することに注力して、本来のゴールを見失わないようにしてください。
アクション数を増やすことが目的のはずです。
■WEB広告の数値について
・業界や競合の数値を比較して良いのか悪いのか聞きましょう。
自社の昨年対比などで一喜一憂しないようにしましょう。
他も良ければ、普通、という結論になるはずです。
そのためにも知見の多い代理店さんを選ぶことが大切です。
・打手につながる振り返りを求めよう。
「インプレッションが増えたのでアクションが増えました」等の報告がたまにあります。
インプレッションというのは表示回数です。
特にリスティング(検索広告)の場合は、ユーザーのニーズで検索されるので、意図して伸ばすことはできません。
(芸能人ネタなどを仕込んで一気にバズったりすれば別ですが)
来月もインプレッションを増やすことはできませんよね。
打手につながらない振り返りはしても意味がありません。
場合によってはレポートを見直す、など代理店さんに相談しましょう。
デジタルマーケティング〜現場からは以上です〜
女性ターゲットのWEBマーケティング担当者。 WEBの知見がないのに担当者になってしまった、社内に相談できる人がいない、などの悩みを抱える方のお役に立てれば。 ホームページ・WEB広告・コンテンツ制作・MAなど、現場ですぐに役立つことを発信します。 デジタルマーケティングが主流でない会社で推進してきた方法、後輩の教育にも触れていきます。
0コメント