ABテストは説得力が高い

ABテスト実施していますか。

無料であればGoogleオプティマイズが有名ですね。

弊社でもHPリニューアル後、ABテストのツールを入れています。

CVRをアップさせる、というのがもちろん一番の目的ですが、弊社が導入した裏目的は、社内の説得材料をつくるためです。


当時の弊社は、

・統括部長が突然メインビジュアルを変更したいと言う

・いろいろな部署がトップページにバナーを貼ってほしいと言う

・上司の感性で良い、悪いが決まる(かわいい!ダサいなど)

ということが頻繁にありました。


Google Analyticsなどの数値をもとに説明を何度も重ねましたが、納得してくれるところまではいかず、ABテストを実施しないと、期間で検証することになってしまい、集客の波がある弊社の事業では検証が難しいと思いました。


まずは、ABテストでできることの啓蒙を始め、ツールを導入、案ベースで意見は取り入れ、結果を頻繁に共有する、というフローで、以前より納得していただけることが多くなりました。


上司や他部署からすれば、なんで変更してくれないんだろう、好き嫌いで運用しているのでは?と思っていた部分もあると思います。

しかし、案ベースで意見は取り入れること、効果に○○%差が出たら停止させてほしいこと、をしっかりと共有することにより、「試してくれた」「結果が数値で蓄積される」という部分で周囲の理解が進んだと思います。


他の仕事や業務と一緒で、やはり周囲の理解を得るにあたって、人に気持ち良く納得してもらうことが重要だと考えます。


また、自分自身も制作物において、自分の感性(素敵、素敵じゃない)に寄せてしまっていませんか?

定性的な数値をとることができれば、どっちのデザインにしようか迷っているときにもとても役立ちます。


弊社では定常的に

・期間が決まっているキャンペーンLPのアクションボタン、メインビジュアル

・フォームのボタン、項目

上記を基本の施策にしています。

今後ABテストの詳細については随時共有していきたいと思います。


まずはツールを導入してみましょう!


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デジタルマーケティング〜現場からは以上です〜

女性ターゲットのWEBマーケティング担当者。 WEBの知見がないのに担当者になってしまった、社内に相談できる人がいない、などの悩みを抱える方のお役に立てれば。 ホームページ・WEB広告・コンテンツ制作・MAなど、現場ですぐに役立つことを発信します。 デジタルマーケティングが主流でない会社で推進してきた方法、後輩の教育にも触れていきます。